鮎の食べ収め 北海道 Investigation of sweetfish hokkaido

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今年の知内川は天候不順の影響で

鮎釣りは難しい状況だった。

自分も今年は早々に諦めて竿を
たたんでいた。

ところが解禁終盤、「鮎は必ず

何処かに居る。」と熱狂的な

鮎ファンの思いが集結し本格的な

調査が実施された。

結果は知内川の上流部で多くの

魚影が確認され何匹かを捕獲した。

今回の調査で驚いたのは
・群れていても動きがなく
　非常に見つけにくい
・居場所は小さな溜りや流れの
　弱い所で「何故こんなとこに？」
　と意外な場所ばかり

など既存の知識を否定された
ような結果で「これじゃ解らない
わけだ。」と魚は見つけたが
何か釈然としなかった。

鮎の友釣りは瀬に付いた元気の
いい鮎を狙うのが前提で、それは
泳ぎも活発で川岸から容易に確認
できるし、何より囮鮎がすぐに追い
回されるので躍動的で楽しめる。

ところが今回の調査で判明した
生態は小さなトロ場のような溜り
に集まりじっとしてウグイのような
様子はまるで友釣りを否定された
かのよう。もし釣方を理解し進化した
のであればとんでもない話で餌釣り
ならともかくこんなの相手に竿を
出しても友釣りの楽しさはない。

天候不順や活水など幾つかの
悪い条件が重なり壊滅的だった
今年の知内川の友釣り、終盤で
太って油の乗りまくった鮎を食べ
ながら「今年も終わりかぁ、来年は
頼むぞぉ、ちっくしょー超旨めぇ。」
などと一人ぼやいたり・・でした。

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