
またまたリールのお話し、晩秋は
夏場一緒に遊んだ釣具のメンテ
シーズン、時節柄?申し訳ありません。
愛好する大森製作所社のダイヤ
モンドリール MICRO7 CS です。

ところでハンドルを外した穴を
ふさぐ丸いキャップに書いてる
文字、小さすぎて肉眼では読めま
せんが、なんか気になりません?
超小さい文字で”左右どっちゃでも
使えます”のような記載?だったり・・。

大森製作所社の伝統、マイクロセブン
シリーズ、初代は1960年代でこれは
1980年台に生産された最後のマイ
クロセブン Cシリーズ。

同社のMICRO7シリーズは名品揃い、
こいつも外観は平凡でも中々の作り、
さっすがぁ~マイクロセブンですなぁ。

糸を巻き付けるスプールを外すと
こんな感じ、回転するローターの
作りもスプールの内側もすっきり
爽やかでいい感じ、ここは大切な
ところ。
スプール内側の向かって右下に付い
てるネジが解ります?スプールが
回転すると響くラチェット音用ですが、
通常ここはネジ無しも有り、そんな
部分に立派なネジを使用とはコスト
ダウンは無視?
最初見た時は、なんだぁ~このネジ?
はぁーラチェットねぇ・・すごぉー立派!
とちょっとした驚きだった。
※いい道具にはいいネジが・・
ネジで興奮する妙な性格。

ハンドルと3本のネジを外しボディ
左側のカバーを開けると、スプール
を上下するクランクとメインギアが
ポロリ・・至極単純な作りでメンテ
ナンス性も良好。
カーボングラファイトボディや
ハンドルやメインギヤやピニオン
ギアやネジ一本まで語れば切り
がない作り・・。
その結果が
自重180g
ライン3号100m
釣力6kg
を実現、これは滅多にない数値です。
特にロータの軽さは素晴らしく感度も
良好、やっぱりスッキリしたロータ周り
は大切です。
個人的に同社のリールの中でもとても
高性能で完成度の高い製品に見えます。
サイズ・自重・耐久性・メンテナンス性・
巻き上げ力・ドラグ性能など欠点がどこ
にもない・・。
しいて言えば性能に反し地味過ぎる
外観。でもなぁ・・こんな高性能で耐久
性の高い釣具を作り続けていればどう
にかなっただろうに・・とつい考え込んで
しまう、そんなリールだったりもします。
tq
返信削除