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2017年3月4日土曜日

大森製作所 ダイヤモンドリール ナイト 600 DIAMONDO Reel Knight 600 レビュー

大森製作所 ダイヤモンドリール ナイト 600 DIAMONDO Reel Knight 600
DIAMONDO Reel Knight 600

大森製作所社のダイヤモンドリール
Knight 600 です。見た通り釣り用の
スピニングリールです。




無骨な感じでデザインにはあまり
こだわってない?製造は1960年
頃と思われます。



正面から、よく滑る非力なドラグ
機構がセットされてます。



後ろから、よく見るとベールに
ラインローラーが付いてない、
恐るべき手抜き・・。



フットは日本製を主張。


フェースギヤ 冠歯車 歯車 face gear

3本のネジを緩めてサイドのフタを
外すと・・三角形ボディ一をギリギリ
まで攻め込んだ真ん丸のメインギアと
その受けのピニオンギアがよく解る。

ギアの方式をよく見ると・・これは
珍しいフェースギア!?何の工夫も
ない単純な歯車の組合せ。

フェースギアには幾つか問題があり、
おそらく人類は二度とこんな歯車の
リールは作らない・・そう思うと貴重
とも思える・・。


ウォームギヤ worm drive DIAMONDO Reel SUPER 7 No.2 ダイヤモンド 大森製作所

これはフェースギアが進化した
ウォームギヤ方式、メインギヤが
ピニオンギアの上を歩くように
回転し動力を伝達、その動きは
なにか生き物的。

ウォームギヤは高い精度を要し
効率がわるく生産性も低い、でも
非常に滑らかな巻き心地・・とか。


ハイポイドギヤ Hypoid gear DIAMONDO Reel 1300 SSS ダイヤモンド 大森製作所

そんでぇこれが一般的なハイポイド
ギア、滑らかさとパワフルさを両立し
生産性と効率がよく経済的・・らしい。

フェースギアとハイポイドギアは
形状的に似てるけど後者は歯先が
曲線で噛合せがとても静粛で動力
の伝達に優れる。

更にハイポイドギアはメインギアと
ピニオンギアの噛合せが中心から
歯の角度分オフセットされる。

これはウォームギアも同じでメイン
ギアの中心をピニオンギアが
通過しないためハンドルの左右
交換が可能となる。

Knight 600 のフェースギアを
よく見ると解りますがメインギアの
中心でピニオンギアが直行、
これではハンドルの左右交換は
不可能、これがフェースギアの
最大の欠点にも見える。

まぁーそんなこんなで今は一番
効率のいいハイポイドギアがスピ
ニングリールの標準で、それに
くらべてラインローラーやベア
リングもなく超単純なフェースギアの
Knight 600 を見ていると、こんな
適当な道具で本当に釣りができる
のか?とさえ思えてくる。

でもグリスを付け直してだんだん
熟れてくるギアの回転がハンドル
から直に伝わってくると・・効率が
悪いがそんな問題か?滑らかな
ハイポイドがそんなにいいか?

自重180gでインスプールで
フェースギアなんてリールは
間違えなくレア、ラインローラーが
ないのは回転するローターの
最軽量化でもある。

ラインが駄目になったらその
時だ、きっと今までにないダイ
レクトな感覚で、これはこれで
楽しい?なんてなぁ~妄想は
続くよ何処までも・・。


※魚釣りは効率重視だと面白みに欠けたりする
 取り合えず漁じゃないので・・。
 
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