名前は無いこともない。
碧玉などがある。
浜瑪瑙
こんな風に色や形は様々、採取
地はすぐそばの砂浜でそこら辺に
ゴロゴロしている。
浜メノウ
集合するとこんな感じ、白っぽい
のや黄色がかったものが多い。
少し磨くと艶が出て飴玉のよう、
でもなかなか硬く加工にはそれ
なりの道具が必要・・。
近所の砂浜にこの石っころがあまり
珍しくもなく転がっていることは子供
の頃から知っていた、メノウに似て
いるが価値がないと教えられた。
最近少し疑問に思ったのが、この石
は海岸にはよくあるが近所の山や川
で見掛けることはない。何故、山に
ないものが海にあるのか?少し調べ
ると道内の採掘場所は今金町、わり
と近所でも今金町と町内の砂浜は
100kmほども離れ関連は難しい。
日本全体で調べると玉髄や瑪瑙の
産地は日本海側に幾つも点在し、
もっとも近いのは青森県今別町、
日本海を北上する対馬海流が竜飛
岬で分岐して津軽海峡を抜けて
太平洋に流れ込む、とすれば海峡
の対岸の町の鉱物が流れ着くの
もそれほど不思議ではない。
ひょっとしてあんたは青森県産?
へぇーてっきりここの砂浜はそこら
辺の山から流れ出た土砂が堆積し
たもの、とばかり思い続けてウン
十年。それが日本海から太平洋に
そそぐ海流の一部が町内の岬に
ぶつかり、砂浜の沖合で巨大な
渦となって鉱物をはじめ遠方の
様々な物質を海岸に蓄積している?
そういえば外国のゴミもよく見掛ける、
でも砂利もそうだったとはなぁ~、もし
かしてこの砂浜は何万年も掛けて造
られた世界中の砂利の寄せ集め?
のようにも思えたり・・。
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