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2013年5月30日木曜日

2013年知内川アユ放流 -Discharge of sweet fish-

北海道 知内川 鮎 アユ 稚魚 放流 2013 Discharge of sweet fish in Hokkaido
5月26日(日) 今年も知内川に稚アユを放流。

道南友釣会の人達がトラックにタンクと酸素ボンベを
用意して、秋田県の阿仁川から稚アユ約15000匹を
陸送、往復800kmほどでしょうか、津軽海峡を渡る
片道約4時間のフェリーもあります、毎年のことですが
この情熱には感服します。



この日はしりうち緑の少年団も20名ほど参加、バケツを
ゆっくり沈めてアユを川の水に慣らしてから少しづつ放流
してねぇ~、と説明を受けます。



バケツに稚アユを小分けしてみんなで放流、よく見ると
長靴が水没してる子も・・実は放流後は全員カッポリ
でした、知内川とよく親しめたよう・・。



印象的な子供達の様子、場所は一ノ渡橋下ですが
着くと直ぐに全員が川に入りバシャバシャして放流地を
メチャクチャに・・なんて事はありませんが、色いろと
珍しそうに観察しています。新緑のこんな美しい清流
は初めてでしょう、個人的には知内川の綺麗な流れを
ずーっと忘れるな~です。


北海道 知内川 鮎 アユ 稚魚 放流 2013 Discharge of sweet fish in Hokkaido

最後に稚アユの写真、こんな感じで元気に泳いで行きました。


友釣り愛好家が自分達の趣味で知内川に稚アユを放流、
と思えばつまらない事業ですが、実は15000匹という
数量は自分の試算ではそれほど多くない。

100人が10回釣りをして全ての放流アユが釣れたと
しても1人1回分は15匹、解禁期間は7月1日~
9月15日の77日間、釣り人は全道から来るので優に
100人を超え、多い人は数十回も釣行するので、
仮に200人が20回釣ると1回当り4匹以下、自分の
ように不得手な者には1匹も当たらなくても不思議では
ない・・のです。

知内川の放流アユの調査では9月16日の禁漁後に
まとまった群れが下流域に移動も確認され、全てを
釣るなども到底有り得ない、実際に放流アユを一日に
何十匹も釣るのは稀なこと、ということは・・本当の
目的は釣るではなく産卵によるアユの自然増。

函館市を中心とする道南友釣会の人達が会費を集め
稚アユを購入しトラックやタンクを持ち寄り自ら陸送して
知内川のアユが絶えないよう毎年放流してくれている。

故郷のアユが何より好物で釣りが好きな自分には
神様のようで只々感謝、今年も釣るぞぉ~!って
釣れるかな・・。


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