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2014年3月29日土曜日

祝!新魚道 -celebrate the new fishway-

知内川 新 魚道 完成 新しい 北海道 Establishing fishway Hokkaido
これぞ人類の誤ち、知内川の
堰堤、単に田んぼに水を回す
ためだけに昭和中期に建造
され川の生物の遡上降海を
阻害し知内川の生態系を
壊滅させた。

毎年この堰堤下でジャンプを
繰り返し疲れ果てた魚の群れを
どれほど見たことか、できれば
全ての生き物を環境の適した
上流に行かせたい、でも一個人
の力では絶対に無理。



20数年前に設置された右側の
魚道、ゆるい角度のスロープ状
で生物の遡上に配慮、のはずが
全幅約70mの施設に対し数十分
の1の幅3mで先端が15mほども
つきだしているのでほとんど役立
たず、手抜き、無能、予算の無駄、
この堰堤が川の生物に及ぼす
影響を十分に知ってるはずが・・。



そこで今回新たに設置した左端の
新型魚道、幅広く段々にして落差
3mほどの堰堤を超えるように検討、
これなら小魚や昆虫もいけそう。

きっとこれで知内川の生態系は
変わる、それは単に川魚だけで
はなく海や田畑にも影響する、
河川は単なる水路ではない。

森林や河川や田畑など全ての
大規模工事はその地域の生態系に
十分配慮すべきと思う。短期間の
影響は些細でも長期でみると
とてつもない、場合によっては
甚大な影響をもたらし、その地の
生活もままならなくなる。

大地や森林や海岸や河川を目先
の利で安易に変えるべきではない、
最近になって知内岳の巨木の森が
何か語りかけてくるような・・うーん
病気ですかねぇ~。


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