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2012年2月20日月曜日

雪塊 -Snowpack- 北海道 雪山 登山 大雪

雪山 冬山 登山 雪塊 樹木 北海道 (Snow mountain climbing snowpack trees Hokkaido)

珍しい状況。

今年の知内岳周辺は、樹木に
雪がくっつきまくって、さぁ~大変、
重そう・・。



これなんて、どういう状況か解ります?
枝先の小枝に直径1mほどの雪塊が
できてぶらーんぶらーん。



人は人と比べないと解らない・・なんで
今回、初登場の女性Tちゃん、町内の
ヤマガー代表のような御方。綿あめ?
串団子?大福に爪楊枝?何これぇ~?
と大笑い。



途中からちらっと見えた知内岳(一番奥)、
大自然の絵描く水墨画に、吸い込まれそう。



こっちは知内丸山方面、一瞬の青空と
雪原と森林のコントラストが、あー山奥
だっちゃー!


アカゲラ 北海道 (Great spotted woodpecker Hokkaido)
アカゲラも何羽か遊んでた、君達は
愛嬌があるよねぇ~でも小鳥を撮る
のは本当に大変。



道路のように空いているのは知内
丸山の手前にできた雪庇、雪が風に
寄せられて細い尾根の右側にごっそり
吹き溜まった、厚さ4~5mほどで
しょうか?おそらく3月下旬には
雪崩となって落下するのでしょう。



知内丸山の山頂、いつも同行頂いてる
Yさん、今回もコロナイ川浄水場から
小谷石までの強行で、後は降るだけ
だなぁ~なんて、ホット一息。でもこの
後が大変だった、いつもすまんねぇ~
無謀が取り柄で。



山頂から見える、プリンのような矢越岳と
右側に続くデコボコの尾根。去年はあっち
から下山してアップダウンの多さと切立って
足場の狭い尾根に苦戦してクッタクタに・・
心に残る尾根であります。



知内丸山下の雪原、こんな足跡
一つない真っ更な場所をおりゃ~
と大股でどかどか下山が、何とも楽しい。

今回も雪のオブジェや山奥の雪景色
やアカゲラの舞などを堪能してウキウキ
気分で下山、ここまでは順調だった。

でもこの後に欲が出たんですなぁ~、
登山するといつも心の何処かで、
降りたら終わり、の言葉が心に
こだまする、今回も余りに順調な
登行に不足を感じ、入ったことの
ない地区から下山を試みた。

予測はしてたけど迷いましたねぇ~、
久し振りに尾根を読み間違えて
尾根から尾根への大移動。尾根の
乗り換って想像以上に大変なんす
よねぇ、なんせ間に沢があるので
その落差たるや、ブーイングしない
人は珍しいほど、しかも日暮れ間近に
谷を彷徨うのは・・ちょっと辛い。

でも今回は尾根を登り沢を降り、
また尾根を登りなど登り返しもそこ
そこで雪山の楽しさがいっぱいだった。

同行者の皆様にはすみません&感謝。
今後は、足もだいぶ出来たようだし、
更なる強行ルートの開発など・・
と考えてたり。

あと気掛かりが樹木にできた大量の
雪塊、数年に1度の珍しい現象のよう
ですが、おそらく3月には雪が水分を
吸収して更に重くなり樹木はズタズタに・・。

何千年もかけて構築された知内岳の
ブナやダケカンバの森はどうなって
しまうのか。冬に折れたブナには
美味しいキノコが育つとも言うが、
5月になったら検証してみよう・・。
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