
構想1年、製作2週間、満を持して
完成、マコガレイ用舟釣りロッド、
その名もMAKOⅡ(マーコツゥー)
ワーイワーイ、パチパチパチパチ・・。
諸元はえーっとぉ・・2ピース、
全長100㎝、自重100g、適合
オモリ30-60号な感じです。
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ガイドは8個、全てステンレス製で
手作り、多分一生錆びないはず・・。
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ガイドの作成はこんな感じで、太さ
1mmぐらいのステンレス製の針金を
釘や木の棒にグルグル巻きつけて
カットするだけ、慣れると至極簡単。
こんな単純な作業でもやってみて
分かるのが釣竿におけるガイドの
必要性と機能性と剛性。
竿本から竿先に一定のテーバーを
付け、竿先に釣力が掛かった状態を
想定しそれに合わせてガイドを配置、
ガイドはちょっと多目が無難・・でしょう。
最も難しいのが竿本から竿先までの
一定のテーパー、どんな調子の竿に
するか、削れば削るほど繊細になる
けど弱くもなり・・削り過ぎてコシがなく
なり何度ボツったことか・・。
それと竹という天然の素材は強度に
ムラがあり作成途中に突然ポキっと
なってオイオイだったり・・まずは素材
の見立てが重要だったりもします。
色いろ検討した結果、今回は微妙な
誘いがしやすい固めの胴調子に仕上
げてみた、実釣はどうかなぁ・・。
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今回使用したリールシートは富士
工業社の定番、プレートタイプの
FS‐6B。一度は使ってみたい
名作です。
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そんで今回ガイドやリールシートの
固定に頑張ってもらったスレッド、
要は糸です。
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ひょうたん印のポリエステル、
ミシン糸213です。
釣りの道具作りは糸を多用します、
えっ、しない?まぁー個人差はある
と思いますが・・自分の場合は毛鉤
や鮎の鼻カン周りや編み込みの
移動式とか竿作りとか・・などなど。
でぇこの糸は色的に鮎用によさげぇ~
と家内の裁縫箱からくすねた・・もとい
借用したのですがスベリが良すぎて
鮎には不向きで、でもガイドの固定
には適切で、グルグル巻いて瞬間
接着剤の耐衝撃中粘度なんぞで塗り
固めるとガイドがとてもしっかりと
固定できる。
ガイドの固定には太くて丈夫な糸
より細くて強い糸が適する。だから
ってその糸を今回のようにリール
シートにまで使うのはどうか・・
ですが。
まぁ~ダメなら巻き直せばいい・・
こんな道具作りは全てがどうとでも
なる・・そこが最大の利点だったり
もします。
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